エースピッチャーに必要なこと

ピッチャー論
スポンサーリンク

高校球児の皆さん、練習やってますか??

高校野球のエースピッチャーを目指している皆さん、エースピッチャーに必要なことは何かイメージできていますか?

これが理解できていないと目標がないまま練習をすることと一緒です。目指すべきところがどんなものなのかキチンとイメージしておきましょう。

チームのエースピッチャーとして認めてもらうには多くの条件が満たしておかなければなりません。

その中でも特に重要と考えている項目について今日はお伝えします。

1.信頼を得る

ちょっと漠然としていますが、私はこれが最も大事なことだと考えています。

ピッチャーは試合の勝敗を左右する重要なポジションであることは周知の事実です。

この大事な役割を誰に担ってもらうか、やはり信頼できる人にやってほしいところでしょう。

これからエースピッチャーを目指そうとしている方にとって、どうすれば信頼を得ることができるのか、なかなか想像できない場合があるかもしれません。

皆さんが学校で新たな友達を作ろうとする際、すぐに打ち解けて信頼し合える友達になるのは極めて稀だと思います。

その人がどんなことを考えていて、どんな性格なのか、自分がこう言ったらどんな返答をしてくるか、ある程度時間をかけないと分かりません。

エースピッチャーとしてチームメイトに認めてもらうステップもこれと一緒。

一朝一夕にはいきません。

そしてこれは、ピッチャーとしての成績だけで信頼を得られるわけでもありません。

日々の練習への取り組み姿勢、チームへの貢献の仕方、チームメイトとの接し方、そういった普段の様子を含めて信頼を勝ち取るようにしてください。

野手達は見ていますよ。

コイツは本当にピンチの時に頼れるヤツなのか、マウンドを任せるに足る存在なのか、常に目を光らせています。

もちろん、野手に媚びを売る必要はありません。

あなたが真摯に練習に取り組んでいれば、チームメイトは必ずあなたと信頼できるピッチャーとして認めてくれるはずです。

今まで同様に、それ以上に練習に励んでください。

スポンサーリンク

2.野手のミスの後は必ず抑える

ピッチャーの大事な仕事の一つとして相手打線を抑えることが挙げられます。

そういった中で、ここは必ず抑えなければならない、というポイントが幾つか存在します。

そのうちの一つが「野手がエラーした後」です。

野手はエラーすると、やはり気分的には落ち込みます。

チームに対して、あるいはピッチャーであるあなたに対して申し訳ない気持ちになったりします。

そして、そのエラーをきっかけにピッチャーが崩れる、点数が入る、といったことになると余計にネガティブな感情に苛まれます。

ここで、エラーの後、ピッチャーが踏ん張って相手打線を抑えることで野手からの信頼を得ることに繋がります。

要はチームプレーですね。

カバーリングといったことだけがチームプレーではありません。

こういった精神面でのサポートも立派なチームプレーです。

エラーの後にピッチャーがピシャっと抑えれば、その野手は必ず奮起します。

次の打席や守備機会で挽回することを考えるでしょう。

ピッチャーはどんな場面でも相手打線を抑え込む必要がありますが、特に味方にエラーが発生し場合は更に意識してプレーしてください。

3.攻撃につながるピッチングをする

攻撃につながるピッチングとは、どんなピッチングかイメージできますか?

テンポ良く投げる、ストライクを先行する、無駄球を投げない、こういったピッチングです。

この3つを実践するだけで相当にチームの雰囲気は良くなると思います。

テンポ良いピッチングで守備の時間をより短くしていくと、攻撃につながっていきます。

なかなか打ち崩せないピッチャーが相手でも、こちらの守備でリズムをつかんでしぶとく得点していく、というケースはあります。

テンポを良くするだけで本当に良くなるのか、と思うかもしれませんが是非一度やってみてください。

まず、守っている野手からは評判が良くなりますよ笑。守りやすくなるからですね。

4.まとめ

エースピッチャーになるために必要なことを挙げていきました。

1.信頼を得る

2.野手のミスの後は必ず抑える

3.攻撃につながるピッチングをする

言っていることは単純ですが、これをやり切るのがなかなか難しいところ。

日々の練習を通じて実践できる力を養ってください。

応援しています!

加治やんより

ピッチャー論
スポンサーリンク
加治やんの高校野球講座

コメント

タイトルとURLをコピーしました