春先にやるべきシーズン開始に向けた準備

ピッチャー論
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高校球児の皆さん、練習やってますか??

2月の終盤に差し掛かってきて、いよいよシーズンが始まろうとしてきています。

高校生の皆さんは3月に入ったら、他校とのオープン戦がどんどん入ってきて、気がついたら春の県大会を迎えているのではないかと思います。

きつくて地味な冬練が終わって、どんどん実践に近い練習が展開されていることでしょう。

一方で、このまま何も考えずにシーズンを迎えると、エースピッチャーを目指している皆さんは苦労してしまうかもしれません。

どういった形でシーズンを迎えるべきか一緒に考えていきましょう。

まず、最終的なゴールを明確にしましょう。

例えば「3月の最初の土日にオープン戦があるので、その日に最高の状態で臨む」をゴールとして設定することにします。

ここで言う最高の状態とは「一試合を一人で投げぬことができる」としますね。

なぜかと言うと、高校野球は、プロ野球とは異なり、エース的存在が一試合を全部投げることが求められているためです。

もちろん、球数の問題等色々と議論はありますが、ここでは一旦それらの概念を取っ払って考えます。

とすると、2月の中旬までには一度投げ込みの期間を作って、体全体、あるいは肩に強めの負荷をかけておく必要があります。

これは、一試合を投げ抜く体力とつけることはもちろん、その後も試合は続きますから、ある程度の連戦でも投げられる体力をつかえることが目的です。

では、どれくらい投げるべきか?

私の意見は、「100球以上を5日以上」が目安です。

多く感じるか、少なく感じるか、皆さんはどのように感じますか?

私としては最低ラインとして上述の球数は投げておいて頂きたいなと考えています。

これくらいの球数を投げられるようでないと、勝ち上がっていった時に体力がもたなくなってしまいます。

是非一度やってみてください。

100球をどんな風に投げていくかはお任せします。

色々なやり方があると思いますので工夫してみてください。

例えば、ストレートだけ投げる、変化球だけ投げる、セットポジションのみ、クイックのは み、カウントをつけて試合形式で、10球ごとに区切ってスピーディに投げる・・・etc、やり方は無限です。

これは一つの意見ですので、チームの監督やコーチとよく相談してトライしてみてください。

肩、肘に不安がある方は無理する必要はありません。

自分の体調やチームの事情等をよく勘案して決めてください。

皆さんの活躍を心から祈念しております。

加治やんより

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