夏の大会を終えた君たちへ。

人生論
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高校球児の皆さん、練習やってますか??

甲子園の県予選がどんどん進んでいって、各都道府県の代表校が決まってきています。

私が今住んでいる茨城県は土浦日大に決まりました。

昨年のベスト4くらいまで勝ち上がっていたはず。

そして我らが埼玉県は浦和学院が15回目の出場を決めました。

その他でも熱戦が繰り広げられていて、9回土壇場で試合がひっくり返るといったドラマチックな展開で世間を騒がせたゲームもあるようです。

これだけ盛り上がる夏の大会、そして3年生にとっては最後の大会、勝ったチームよりも負けたチームの方が大半だと思います。

大会を負けて終えた皆さんどんな気持ちになっていますか?

やり切って清々しい気持ち?

もっと練習をやっておけばよかったという後悔?

試合に出られず不完全燃焼?

目標を失って燃え尽き症候群に陥っている?

それぞれの境遇によって様々な思いに駆られていると思います。

高校野球を終えて、卒業した後は進学する方、就職する方、その他それぞれの道に進んでいくと思います。

今回、私からはそんな高校野球を終えた皆さんに今考えていることをお伝えします。

まずは、3年間大変お疲れさまでした。

不安を抱えながら高校に入学して、厳しい練習に向き合いながら頑張ってきたと思います。

何度練習してもバントがうまくいかない、外野からの中継プレーがうまくつながらない、四死球を連発し試合を壊してしまう、数多くの失敗を経験し悔しい思いをしながら何とかここまでやってきたはずです。

場合によっては、監督やコーチとの関係性、選手間のコミュニケーションにおいてトラブルがあって、野球に打ち込めないような方もいたかもしれません。

そのような色々な思いをもっている皆さんにお伝えします。

「この経験は絶対に生きる。」

社会に出てから、正直言ってバントができるかどうか、ピッチャーとしてのコントロールが良いかどうかはあまり意味がありません。

ですが、そういったスキルを磨いていく過程にこそ大きな意味があったと私は確信しています。

バントを成功させるために何度も練習したこと、ファースト側に転がすのが苦手でどの角度で当てればいいか友人に聞いたり、ネットで調べたりして試行錯誤したその時間、全てに価値があります。

思い悩んで上達しない自分を責めたり、時には不貞腐れながらも練習を続けたあの全ての日々に価値があります。

練習をしたからといって全てが成果につながるわけではない、だけども練習をしたことそのものに価値があるんです。

社会に出て仕事をしていくと、そのほとんどが自分の思い通りにはなりません。

思い通りになることの方が少ないです。

更には、仕事を進めていく上で絶対的な「正解」がありません。

答えは自分で見つけるか作り出すしかないんです。

そういった時に、地道に練習してきたあの時間に意味が出てきます。

ああすればいいのか、こうすればいいのか、そうやって諦めずに前に進み続けることで何かが変わっていくことを皆さんは知っているわけですから、これほど心強いことはありません。

皆さんがやってきたことに無駄は一つもありません。

これまでの経験は絶対に必ず生きてきます。

そう信じてこれからも変わらずに前に進み続けてください。

皆さんの更なる活躍を心から祈念しています。

加治やんより

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