高校球児の皆さん、練習やってますか??
昨シーズンの大谷選手の活躍は素晴らしいものがありました。
投打での活躍は特筆すべきですし、リーグの最優秀選手に選出されたことは本当にスゴイなあと感じたものです。
もともと持っているセンスやフィジカル面はあるものの、一体大谷選手の何が良いのか?
大谷選手は高校時代から目立っていましたね。
当時からMAX160㎞/hの速球が武器でしたけども、投球フォーム自体は荒削りな印象がありました。
私は普段、プロ野球は見ませんので昨年久しぶりに大谷選手が投げている姿を見て、大きく2つの点が改善されていると感じました。
一つ目は、足を上げた後の「タメ」の姿勢です。
高校時代は若干三塁側に体が倒れており、そこでパワーが逃げている印象がありました。
昨年見たフォームではそれが改善されていて、足を上げた後、体をまっすぐに保ったままホームベース方向に足を踏み出している事がわかります。
写真で比較してみたのでご覧ください。
このように、昨年のフォームの方がよりまっすぐ体を使えています。
この方がより効率的にパワーを伝えられますし、バランスが良いためコントロールが良くなります。
二つ目は、テイクバックが小さくなったことです。
高校時代のフォームでは、背中より一塁側にはみ出るくらいテイクバックを取っています。
確かにこの方が助走がつくため、より球速を上げることができる分、コントロール維持に苦労します。
昨年のフォームと比較してみましょう。
昨年のフォームでは右腕はやや曲がったままで次の動作に移ろうとしています。
こうすることでスムーズに右腕を動かすことができ、コントロールがしやすくなるわけですね。
より少ない力で今まで同じようなスピード、キレのある球を実現できます。
大谷選手の高校時代のフォームと昨年のフォームの比較でわかったことは、要は「無駄な動きがなくなった」ということになります。
私の印象では、スムーズなフォーム(体の倒れがない、テイクバックが小さい等々)になっていくと、コントロールが良くなり、ストレートや変化球のキレが良くなる、という気がしています。
皆さんも、自分の投球フォームを撮影してみて、無駄な動きがないかどうかチェックしてみてください。
次回以降も画像を交えながら、有名選手のどこが良いのかを分析してみます。
高校球児の皆さんの参考になれば嬉しいです。
練習、頑張ってください!皆さんの活躍を祈念しています。
加治やんより
コメント
見る人が見たら分かるもんなんですねー。さすがですね!✨
コメントありがとうございます(^^)初コメントに感激しています!
これからも分かりやすい記事を目指して進めていきます。よろしくお願いいたします!!