始めに覚える変化球

ピッチャー論
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高校球児の皆さん、練習やってますか??

プロ野球や先日のセンバツ高校野球を見ていると、ピッチャーが多彩な変化球を投げていてスゴイなあーと思います。

私が高校生だった22年前はストレートとカーブだけでしたし、社会人野球ではそれにフォークを加えたのみでした^^;。

今思えばよくこれだけの球種でやっていたなあと感じます。

これだけの種類がある変化球を一番最初に何を覚えるべきか、分からなくなる人が多いのではないかと想像します。(私の時代はカーブ一択でしたが・・・。)

そこで今日は最初に覚えるべき変化球についてお伝えします。

私が考える最初に覚えるべき変化球は「チェンジアップ」です。

現代野球においてはこのチェンジアップの重要性は年々高まっていると感じます。

その割には、習得する難易度は最も低いのではないかというのが私の感覚です。

なぜか?以下のメリットが挙げられます。

1・覚えやすい

2.ストレートと同じ腕の振りで投げられる

3.体への負担が少ない

そもそも変化球を投げる目的は相手バッターのタイミングを外して、空振りさせたり打ち損じさせることです。

その意味では、大きな変化が必要というよりは緩急の差があればOKということになります。

スライダーやカーブといった曲げることに意味がある変化球は習得することが難しい球種ですが、その点チェンジアップは握りを変えるだけで球速を変えられますので投げやすいと言えますね。

そして、ストレートと同じ腕の振りで投げられますのでとても投げやすいです。

ストレートと同じ振りで投げられるということは、つまり体への負担が少ないことを意味します。

捻り等の行為はやはり体に負担がかかりますので連続して投げるのは疲れますが、チェンジアップは多投が可能です。

チェンジアップの握り方は幾つかの種類があります。

1.三本指で握る

2.鷲掴みで握る

3.人差し指と親指でOKのマークを作って握る(OKチェンジアップサークルチェンジアップ

4.人差し指と中指で挟んで投げる(フォークボールほどは深く挟まない)

他にもあると思います。

自分の投げやすい方法で良いですよ。

上述した通り、ストレートと緩急の差が出来れば問題ありません。

いかがでしたでしょうか?

変化球を覚えるにはまずチェンジアップからトライしてみてください。

ストレートとチェンジアップだけでもきちんとコントロールできれば十分に戦えます。

是非習得してください。

皆さんの活躍を期待しています!!

加治やんより

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