甲子園での日々

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高校球児の皆さん、練習やってますか??

先日の記事では高校一年時の夏の大会の思い出を振り返りました。

県大会の決勝まで勝ち進み、最後は甲子園出場を決める瞬間に立ち会えたことについてお伝えしました。

今回は甲子園での日々について振り返っていきます。

当時、甲子園にベンチ入りできる人数は16人でした。

私の県大会での背番号は20でしたので、甲子園でベンチ入りできるかどうか、ドキドキしていましたが、もちろん選ばれるわけもなく、アルプスで応援するはめになります。

ただ、甲子園で勝つためには滞在先でしっかり練習をする必要があり、それらを行うためにはベンチ入りメンバー16名だけではとても賄いきれません。

そのため、2年生、1年生のうち今後レギュラークラスを期待される選手達10名~15名が練習手伝い部隊として同行することになり、私の選出されました。

私の記憶では滞在先は伊丹第一ホテル。

練習をしたグラウンドはどこだったかは覚えていません苦笑。

毎日の練習は概ね午前中だけで終わります。

ベンチ入りメンバーに疲れを残さないためですね。

ただし、我々練習手伝い隊は違います。

甲子園に出るためではなく、その後の新チームになってから勝つためにやっているので、午後から練習が始まるわけです。

これがね、きつくてきつくて・・・。

午前中あんなに優しかった監督・コーチがいつもの姿に戻ります。

しかも、母校のグラウンドでの練習は100名でやりますけど、滞在先での練習はたかだか20名くらい。

全てを自分たちでこなさなきゃ行けないので負荷がかかるわけです。

後で聞いたら、午前中で練習を終えた甲子園メンバーは、当時公開された「もののけ姫」を見に行ったとのこと・・・。

羨まし過ぎです。我々はきつい練習をやっていたというのに・・・。

日々の練習の疲れは、みんなで音楽を聴いていました。

当時はGLAYが流行っていて色んな曲をみんなで聴いていた記憶があります。

それと、こんなこともありました。

当時、「〇〇甲子園」というテレビ番組があって、私達の学校も取材を受けました。

女子マネージャーに密着するという内容で、洗濯をしたり、ボール磨きをしたり、色々な道具の手入れをしている様子を撮影し、インタビューをする、というものでした。

が、当時の私達の女子マネージャーの仕事はスコアを書くことと、監督・コーチの近くで秘書的な仕事をしたり、対外的なお客さんの対応したり、というものであって、洗濯や道具磨きはマネージャーの仕事ではなかったんです。

撮影関係者に説明をしましたが、「まあいいじゃん、やってよ。」とか言いながら、女子マネージャーは渋々ボールを磨きながらインタビューを受けていました。

このことについては、今でも高校時代の野球部の仲間と会うとネタにして笑いあってます。

「あれはヤラセだったよな笑」と。

練習手伝い隊の思い出は、練習がつらかったのと、甲子園練習に参加できたことですね。

甲子園練習とは、甲子園に出場するチームに全体に30分間(だったと思います)の甲子園で練習できる時間が割り当てられるんですよ。

私はそれに同行することができ、ちょっとだけ甲子園のグラウンドでプレーすることができました。

確かシートノックに入ってバント処理を行い、二塁に大暴投した記憶があります笑。

そんなこんなで、甲子園ではチームがベスト16まで進みましたので意外と長く兵庫に滞在していました。

本当にいい思い出です。(一部記憶が欠落していますが・・・。)

甲子園に出場できれば、高校球児の皆さんにとっても忘れられない思い出になると思いますので是非頑張って頂きたいです。

皆さんの活躍を祈念しております。

加治やんより

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