逆算で考える

社会で活きる考え方
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高校球児の皆さん、練習やってますか??

野球をやっていると、「努力は必ず報われる。だからこの練習を一生懸命やれ!」みたいな指導を受けたりしませんか?

これ、結構あるあるだと思うんですよね。

夏の大会の一回戦を勝つためには、とにかく練習しかない、バットを振って、ノックをたくさん受けて、一生懸命取り組んだ先に勝利があるんだ!という考え方です。

別に間違っているわけではないのですが、オススメしたい考え方、進め方ではないかなあー(^_^;)

例えば、あなたがピッチャーで現在125㎞/hの球速が出ているとして、夏の大会までに140㎞/h投げたいという目標があったとします。

陥りがちなのが、「よし、まずは下半身を鍛えないとだから、ランニングを多めにやろう!」って考えてしまうことなんです。

本来であれば、140㎞/h投げるために必要なスキル(投球フォーム等)があって、必要な筋力があると思いますので、夏の大会という最終的な期限までにどうやってそれらを会得していくかを考えていかなくてはなりません。

つまり、夏の大会で140㎞/h出すということは少なくとも春の大会では135㎞/hになっておきたいし、秋の大会までには130㎞/hになっておきたい。

だから、○○までに□□という能力が必要だから今週中に△△という練習をやろう。

こうならなきゃいけないわけです。

私が言いたいことは、最終的な目標に対して逆算で考えて中期目標、短期目標を設定してこなしていく、という考え方が重要だということです。

こういう風に練習に取り組めたら、かなり状況が変わると思いますよ。

しかも、ここばいちばん大事なんですけども、この考え方は社会に出て仕事をする上でも一緒なんですよ。

ある仕事を任される場合は、必ずそこに期限と求められる成果物が設定されます。

例えば、2021年度中(2022年3月まで)に売上100万円を達成しなさい、という風に。

すると、ビジネスパーソン達はどう考えるかというと、「ということは、100万を12ヶ月で割ると1ヶ月あたり8万の売上が必要ということだな。よし、毎月の目標は9万ってことにしておけば目標を達成できるぞ。」という順序で考えていくわけです。

さっきのピッチャーの話を全く同じなんですよ。

だから、野球をやって、レギュラーを目指したり、甲子園を目指したりすることは、仕事をする上で必要な考え方を学べるということなんです。

皆さん、知ってましたか??笑。

是非、野球に一生懸命取り組むことで、社会に出た時に必要な考え方を覚えていってほしいと思います。

加治やん

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