高校球児の皆さん、練習やってますか??
前々回の記事で高校二年生の時の夏の大会直前まで振り返りました。
高2夏の大会では奇跡的にエースナンバーを頂くことができました。
自分の気持ちとしては、嬉しい反面、先輩含め全員が認めるエースにはなれていないという感覚だったのでちょっと複雑な気持ちでしたね。
高2の時は80回の記念大会で埼玉は東と西に分かれて2校出場できることになりました。
いわゆる松坂世代が三年生の時です。
一回戦、二回戦はどこと対戦したか、どんな内容だったか全く記憶がありません・・・。
本当に申し訳ない気持ちでございます・・・。
準々決勝まで駒を進めて、強豪の大宮東高校と対戦しました。
当時、プロ野球選手になる矢口さんというエースピッチャーがいました。
それと奈良岡さんという四番バッターがいて、チームとしてこのバッターだけは気を付けようということになっていました。
途中の試合展開は覚えていないのですが、同点で迎えた9回表の相手の攻撃。
一死三塁になりピンチを迎えました。
どこまかで必ずスクイズがあるだろうと想定しながら投げていて、何球目かのタイミングで相手がスクイズをしかけてきました。
その瞬間にピッチャーである私はホームに向かってダッシュ!
相手バッターがスクイズバントをしたところ、やや三塁側に小さなフライとなり私は懸命に飛び込んで何とかキャッチ。
すぐさま三塁にボールを投げて三塁ランナーは戻れずダブルプレー。
チームも球場も大盛り上がりでこちらの守備を終えることができました。
引き続き同点で迎えた9回裏二死三塁の場面で私に打順がまわってきました。
ここでヒットを打てればサヨナラで勝利。
その初球、インコースに強烈な真っすぐ。
ストライク。
思わず避けてしまうような力強い球でした。
二球目。同じようにインコースの真っすぐ。
これも思わず避けてしまいました。
これでツーストライク。
後がない状態で何球かファールで粘った後、結局三塁ファールフライで凡退となりました。
ここで打っていれば間違いなくヒーローになれたのに!
悔しかったですね。
その次、10回表の相手の攻撃。
ランナー一塁の状態でバッターは四番奈良岡さん。
何球目かの甘く入ったカーブをフルスイングされ左中間への勝ち越しツーランホームランとなってしまいました。
10回裏のこちらの攻撃はうまくいかずここでゲームセット。
高2の夏はこうやった終わりました。
今、この記事を書きながら「そういえば9回表の守備でスクイズバントの小フライに飛びついて取ったことがあったなあ。」と思い出すことができました。
すっかり忘れていましたよ。
こんなに暑い夏を過ごしていたのに何をやってるんだか・・・。
皆さんもこういうシビれる夏を経験してほしいものです。
皆さんの活躍を期待しています。
加治やんより
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